10.22.2012

Sachiko New Release - Bird songs in a deep, hollow tone -


artist: Sachiko 
title: Bird songs in a deep, hollow tone
label: Reverb Worship (U.K)
number: 
RW 205
1. Rajin Song Ⅲ 
2. Soar 
3. Ajar 
4. Appear in the sky 
Sachiko: voice, electronics, viola, percussion, recorder 
recorded & mastered: FUKUOKA Rinji 


artist: Sachiko 

title: うつろの啼き鳥 
1.Rajin Song Ⅲ 
2.天翔白魄 
3.燠 
4.雲居に見ゆ 

Reverb Worshipwww.reverbworship.com

10.13.2012

Sachiko×FUKUOKA Rinji 10.20.SAT @Ochiai SOUP


DESTRUCTION CHAOS Vol.19
2012.10.20 (Sat) @ SOUP
開場18:00 開演 18:30
前売¥2000 当日¥2500
2日間通し前売券¥3000
LINEKRAFT
Sachiko×FUKUOKA Rinji
NOISEUSE
地獄変(大阪)
Embudagonn108
2012.10.21 (Sun) @ SOUP
開場18:00 開演 18:30
前売¥2000 当日¥2500
2日間通し前売券¥3000
黒電話666
UTERO ZZZ AAA(大阪)
小長谷淳(GRIM)
Erehwon+LINEKRAFT
狩俣道夫+キャルライアル+ノブナガケン
LINEKRAFT
屑鉄・廃材にまみれ、多数の廃自動車部品、鉄タンク、工業廃棄物によって音を構築し、ライブ活動を行ってきた。エレクトロニクス、異常なボイス、その高周波打撃音を全身全霊を持って打ち込む行為が、脳髄を麻痺させ、緊張感の果てには何が・・・
Sachiko×FUKUOKA Rinji
Sachiko氏の世界の特異な部分は、女性ヴォイス特有の眩惑に酔っているある瞬間の、背中越しに包丁を突き付けられたような、極度の緊張感にあるのではないか。今回、サイケデリックの暴力とも呼べる自らのバンド魔術の庭を率いる福岡林嗣氏とのデュオでの演奏は、緊張感の極北を体験できるであろう。
NOISEUSE
諍い女とも雑音使用とも異界から押し寄せてくる聴取不能な存在のざわめきとも取れるプロジェクト名がそのままNOISEUSEの音を物語る。刻々と位相を変えるその黒いうねりは禍々しいリズム、突然、奔流の如く地下から湧き出てくるような轟音、荘厳な伽藍の様に目の前に現れ出てくる構築美を織り成していく。日本にいながら極めてヨーロピアンテイストの溢れるインダストリアルを作成し続けている、稀有な存在である。
地獄変
サイケデリックから始まった精神の探求はただ1本のギターで混沌の極限へと行き着いた。血しぶきをあげるピッキングを鬼の形相で行うのか、魂が宇宙から我ら人間の矮小さを見下ろすかのような幻覚音が三半規管を貫くのか?目撃するまで予想のつかないその演奏は我々にこう語りかける。「お前は死んでしまいたいのか?」
Embudagonn108
レトルト曼荼羅などの主催でも知られる表現者、瘡原亘のプロジェクト。「豊穣な無意味」=細部に意味を宿しながらも、全体としては意味を成さない、だからこそリアルなものとなる虚ろな塊を創造せんが為のヒリヒリと痛む擦り傷のような表現形態。寂しさ、孤独が作り上げた生き地獄。知性は誤謬、混乱、言語の解体、意味の変質により無残に破壊されていく。死への欲動に強迫され続ける人間存在の業の似姿を得んとする試み。
黒電話666
独自の自主企画ライブを行い、活動を続ける黒電話666はその名の通り改造を施されたダイヤル式電話受信器を巧に操り、変幻自在のハーシュノイズを発生する。冷徹にノイズの伝統を守ろうとするかのような演奏の中に、電話器に向かう絶叫と混沌、暗黒の情念を垣間見る事になるだろう。
UTERO ZZZ AAA
狂気の大阪工業サイバーパンクは死なず。あの桜花・回天にて突入した人間の精神のありようは如何様であったのかを魂の慟哭と腐食沈下した電子ビートに乗せて精神の限界を突破する。我が道を探求する音楽とは何であるか。頭を鉄パイプで殴られたような衝撃だ。
小長谷淳(GRIM)
80年代より活動を続け、先頃ドイツのレーベルより再発版LP BOXセットが発売されたGRIMのヴォーカリスト。鬼神に出会うのだと某ライブ終了後に叫んだ彼の言葉を私は一生忘れることが無いだろう。狂気と破滅の一歩手前、否、一線を越えてしまったかのような強烈なヴォーカリゼーションを堪能すべく、今回はGRIMではなく、ソロのライブを依頼。快諾を受けてのソロライブ!
Erehwon
現代芸術家である石川雷太主催のノイズユニット。鉄板に囲まれた中に金属廃材、膨大な数のエフェクターを秘匿した2台の物々しいセットの後ろから聞こえてくるのは現代社会に蔓延する情報の奔流の様な多種多様な雑音群。打撃音と摩擦音が精神を浸食するような低音と耳を塞ぎたくなるような高音が神も何もかも忘れてしまった、現代人に相応しい現代の地獄を顕わにする。
狩俣道夫+キャルライアル+ノブナガケン
パワフルかつ繊細、唯一無二の存在感を放つフルート/サックス奏者、狩俣道夫。イベント主宰、レーベル運営など活動も多岐に渡るカナダ人ギタリスト/サウンドアーティスト、キャルライアル。微音から轟音までを行き来するパーカッショニスト/マルチインストルメンタリスト、ノブナガケン。それぞれが独自のフィールドで活動し、共演歴もあるが、今回この三人では初のライブパフォーマンスとなる。果たしてこの三人の融合は現代の地獄に何を生み出すのであろうか…
* SOUP
(ochiaisoup.tumblr.com/ TEL03-6909-3000)前売券予約、問い合わせはinfo@threeplugs.comまで。