10.17.2016

Musik Atlach & Kinky Music Institute Presents Blackhole carnival: K2&.es CD RELEASE PARTY


Musik Atlach & Kinky Music Institute Presents
Blackhole carnival: K2&.es CD RELEASE PARTY
November 26, 2016 (SAT) @Hacchoubori Nanahari
OPEN19:00 START 19:30 CHARGE 2000yen
K2 & .es, GUNJOGACRAYON, Rohco + Sachiko


ノイズ界の重鎮マッドドクターK2と.esの異色コラボ作品。鉱物と植物が融合した宇宙のディストピア。
K2 with .es / “Blackhole”
80年代から活動を続けるノイズ界の重鎮にしてマッドドクター草深公秀のソロプロジェクトK2と、関西を中心に活動し、コンテンポラリーと情熱を行き来するピアノとサックスによる即興ユニット.es(ドットエス)の異色コラボ作品。
鉱物のようなノイズと脈動が皮膚に伝わる即興演奏との合体は、さながら無機物と有機物が融合したイオの調査船のような、突如現れた異形の生物が奏でるハーシュディストピアを生み出した。人々にパニックと恐るべき不気味な融和、そして半永久的な安寧をもたらすキメラのような、血の通った機械へと変容したサウンドは事象の地平面へ辿り着き、やがて可視光域を外れて満たされた沈黙を抱くであろう。



K2:
某がん病院の病理医である草深公秀のソロ・ノイズ・プロジェクト。81年より活動を開始。宅録が中心であり、活動の場は、主にメール・アートの世界であった。学業の為86年より活動を一旦停止。1993年に第二期K2として活動を再開。同時にライブ活動も始めた。多量のメタル・ジャンクを用いたハーシュ・カット・アップ・ノイズを確立し、多量の作品を国内外よりリリース。05年より静岡に移ったのを機会に第三期K2を始動。ジャンク・エレクトロニクスを用いたラウド・ノイズにシフトした。一貫して、MTRを楽器として用いたミキシングに注力した音作りを指向している。
.es(ドットエス):
09年に大阪の現代美術画廊「Gallery Nomart」をホームに結成。橋本孝之(a. sax, guitar)+sara (piano, others)の二人によるコンテンポラリー・ミュージック・ユニット。現代美術ディレクター林聡がプロデュース。当初より美術作家、ダンサー、映像作家、デザイナー、詩人等、他ジャンルとのコラボレーションを展開。東京と大阪を中心に演奏を行っている。音楽領域においては、即興、ノイズ、電子音楽、ジャズ、ロック、クラシックなど国内外のミュージシャン達とのコラボレーションによって生まれるボーダレスな世界ー“音”と“音楽”の間(ま)で交錯する感覚を表現する。
 

グンジョーガクレヨン:
2016年、結成37周年を迎える日本の前衛ロック界の伝説的グループ。 1979年、組原正 (g)、大森文雄(key)、前田隆(bs)、宮川篤 (ds)、園田游(vo,reeds)により結成。1980年PASSレコードから5曲入LP『GUNJOGACRAYON』でデビュー。硬質なビートとフリージャズ的な即興演奏を融合したスタイルでポストパンクの象徴となる。その後、方法論を完全即興演奏に変化させ、1987年2nd『gunjogacrayon(2nd album)』(DIW)、1994年3rd『グンジョーガクレヨンIII』(日本カセット・レコーヂング)をリリース。以降も同じメンバーで活動を続け、2009年に解散を表明するが、2012年に完全復活。他のアーティストとの交流も積極的に行い、かつて無く意欲的かつ解放的な演奏活動を展開する。組原は2007年に1stソロ・アルバム『hyoi』(PASS/P-Vine)、2012年に2ndソロ『inkuf』(DIW/disk union)をリリースし、デビュー当時“パンク版デレク・ベイリー”と評価された特異なギター・プレイをさらに進化させている。
筆「剛田 武」5/21/2014


Rohco:
柏生まれ。sound-weaver。 2009年からHiroshi Hasegawaとデュオ活動を開始 翌2010年にはManuel Knappを含めた3人による Cosmic Coincidenceとしての活動を始める 音波の刹那を追求しながらもフィジカルな演奏スタイルを貫く。
Sachiko:
光束夜、OVERHANG PARTYのベーシストとして参加する傍ら、ヴォイスとエレクトロニクスによるドローンを主軸としたソロユニットをはじめる。06年ファーストアルバムを発表後、コンスタントにリリースを続ける。他に山安籠とのヴォイスデュオ「VAVA KITORA」やコサカイフミオ率いる「Tangerine Dream Syndicate」ヒグチケイコとの「Albedo Fantastica」等で活動。
レーベル「Musik Atlach」主宰。
 


10.10.2016

Albedo Fantastica Presents 10.29. 2016 (sat) @Okubo Hikari no Uma


●October 29, 2016 (sat) @Okubo Hikari no Uma
Albedo Fantastica Presents
かむなづき 時雨にあへる もみちばの 吹かば散りなむ 風のまにまに
万葉集 巻八 一五九〇 大伴池主
open 19:00 start 20:00  charge 2000yen +1drink
Albedo Fantastica
疎水響(長谷川裕倫, 内田静男, コサカイフミオ)

●October 29, 2016 (sat) @Okubo Hikari no Uma
open 19:00 start 20:00  charge 2000en +1drink
Albedo Fantastica
Sosuikyo (Hirotomo Hasegawa, Shizuo Uchida, Fumio Kosakai)



Albedo Fantastica(アルベド・ファンタスティカ)
ヒグチケイコとSachikoで結成されたユニット。言葉やメッセージにこだわらず声を基調にユニバーサルな言語を模索し、音楽全てを聴き手それぞれの背景や可能性に委ねるという、二人に共通したこれまでの活動に加え、空間性、時間軸、身体性をさらに多角的に拡張すべく2015年に結成。お互いのボイス・ボーカルに絡みながらドラムやピアノ、バイオリンやエレクトロニクスを縦横無尽に展開していく。他アーティストとのコラボレーションも積極的に取り入れ、変幻自在なサウンドを希求している。
http://albedofantastica.tumblr.com/

疎水響(そすいきょう)
2014年より活動を開始。
コサカイフミオ(perc・incapacitants etc)、長谷川裕倫(ukulele・hasegawa-shizuo etc)、内田静男(bass・hasegawa-shizuo etc)の三人によるエレクトロ・アコースティックな即興、音の潮流、そして沈降空間。 http://umizuha01.exblog.jp/22686393/